学問を志す人へ
好きで好きでたまらない科目があって、それを追求したいという人はごくわずかだと思いますが、必ずいます。大学に進学して、修士課程、博士課程まで行きたい、将来は研究職につきたい、と思う人もいるでしょう。
それは苦しいかもしれないけど、喜びの大きい学生生活を送ることができるのではないかと思います。
だからといって、専門の学問ばかりしていてもよいのでしょうか。
理系は大学院まで出ないと役に立たない、といわれる科目もありますが、文系の科目には、そういうものはほとんどありません。
もともと研究職というものは、ほんの一握りの人しかなれないので、好きな学問をやっていても、研究職にはなれずに、挫折して普通に就職する人が多いのです。
勉強ばかりしていたら就職活動はおろそかになり、ほかに役に立つ資格もないとなれば、就職できないのは目に見えています。
ですから、将来は研究職を目指していても、そうなれなかった時のことを考えていた方がいいのです。
大学に在学中、その学問だけをするのではなく、例えば教職課程の科目を受講して、教員免許を取ったり、通信教育で資格を取ったりするもよいでしょう。
これから研究職につくために猛勉強するからそんな時間はない、という人もいるでしょうが、もしなれなかった時を考えるのも重要です。
英文学をやっていたけど、文学より実用英語の方が好きだった、ということもあります。
やりたい学問だけにこだわらず、少し視野を広くすると、新たな自分が発見できることもありますよ。
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